理工系人材(技術者・研究者・弁理士・特許担当者等)の地位向上のページ

Since November 22, 2006
最終更新 January 10, 2007

日本の将来のために、科学技術創造立国が唱えられている。技術者、研究者等の理工系人材は、これからの日本を支える極めて重要な人材である。しかし、現在の待遇は、その重要性に比べると、必ずしも恵まれたものではない。

優秀な技術者、研究者が、良い待遇を得て、伸び伸びと自由に研究開発に打ち込める社会の実現が望まれる。そのためには、研究者、技術者の地位向上とともに、研究者、技術者の価値向上をサポートする弁理士・特許担当者・知的財産担当者等の地位向上も重要となる。

コメント:本サイトでは、技術者、研究者をメインに挙げていますが、これは一例です。理工系人材とは、狭い意味での理工系だけではなく、広範な理系の人々(理系全般。技術系、医師薬系及び農学系を含む)及び科学技術に関与する文系の人々の地位向上を広く目指しています。

MENU

1.なぜ理工系人材は、その重要性に比して、不遇なのか
2.解決策はあるのか
3.理工系人材の地位向上に共感される方へ
4.理工系人材の地位向上に関するQ&A
5.理工系人材の地位向上のためのアンケート
6.理工系人材の地位向上のためのリンク集
7.理工系人材の地位向上のための特許の部屋

以下は、本ホームページの立場の説明です。

理工系人材の地位向上とは、理系全般及び科学技術に関与する人々(文系を含む)の地位向上と言い換えてもよい。

運動を進めていくためには、多くの人々の広範な連帯が必要である


本ホームページでは、技術者、研究者、弁理士、特許担当者等を挙げているが、これは一例である。日本の科学、技術、研究成果、発明、技能を、生み出し、育て、守り、継承する、すべての人材の地位向上を目指している。理系全般はもちろん、文系、文科系人材の一部も含まれる。

技術者や研究者、発明家や科学者、職人や専門家はほんの一例である。本ホームページでは、弁理士や特許担当者を挙げているが、これも一例である。

広範な人材の例をすべて挙げることは難しい。例を思いつくままに述べれば、技術者、研究者以外で、会社にいる理系の人々(たとえば、特許部、知的財産部(知財部)の理系の人々)、官庁の理系の人々(たとえば、特許庁の審査官や審判官、科学技術政策担当者など)、政界・経済界の理系の人々、教育界・学会の理系の人々など、様々な分野にいる理系の人々が挙げられる。さらに、理系出身者(文系就職者)、技術者であるがマネジメントやセールスに携わる者、広い意味での技術者(プログラマやクリエーターやデザイナーを含む)が挙げられる。また、狭義の理工系だけではなく、医師や歯科医師、歯科技工士、薬剤師や看護婦や放射線技師など医学系の技術に関与する者、医師薬系卒業者、農学系・農業関係者者が挙げられる。また、文系出身者でも科学技術に関与する者が挙げられる。たとえば、理工系資格を取得して自らSE、技術職に就いた者の他、技術者、研究者の地位向上に役立つ仕事をしている者も挙げられよう。

以上は、本ホームページでいう「理工系人材」(理科系人材)の例である。他にも多くの者が考えられる。

日本の科学技術創造立国のためには、理系全般及び科学技術に関与する文系全般を含む広範な人材の地位の向上が必要である。

科学技術創造立国は、日本の将来に重要である。理系全般及び科学技術に関与する文系全般の地位が向上することにより、子供たちが科学、技術、研究成果、発明、技能を、生み出し、育て、守り、継承することに魅力を感じ、科学技術創造立国という日本の未来に向けて、大きく羽ばたいていくのである。

資源のない日本を救うのは、科学、技術、技能等である。日本に発明や創作物が満ち溢れることが重要である。技術者、研究者、発明家、科学者、芸術家、クリエイター、プログラマー等が生き生きと創造的活動をするようになる。資源のない日本が、人的資源により、発明、創作物を無尽蔵に生み出すのである。

本サイトは、知りうる限り、日本で2番目の理工系ないし理系の地位向上のサイト(直接「理系」ないし「理工系」の「地位向上」というキーワードをメインで大々的に使ったサイト)であった(2006年12月2日における検索エンジンによる調査による)。その後、理工系ないし理系の地位向上を目指すサイトは順調に増加している。

本サイトは、最初のきっかけにすぎない。多くの才能を持った人々が、独自に色々な理工系や理科系の地位向上のページを作ることが必要である。色々な才能を持った人材によって、日本中に理工系、理科系の地位向上を目指すホームページ、ブログが満ち溢れていかなければならない。それらのサイトは、網の目のように、相互リンクで結ばれていくことが望ましい。理工系の能力を持った情報技術者、プログラマー、システムエンジニア(SE)、ホームページ運営者、ブログ運営者等の協力が必要である。これらの人々は、理工系人材の地位向上に、大きな力となることができる。

日本のホームページの運営者の多くは理系の人々である。また、理工系・理科系の待遇の改善を待ち望んでいる人々は、以下のように潜在的には、日本に数百万あるいは数千万人はいるであろう。
  • 理系・文系を問わず、科学、技術、研究成果、発明、技能を、生み出し、育て、守り、継承することに魅力を感じている人
  • 家族が理系の待遇の低さに苦しんでいる人
  • 日本の未来を憂う人
  • 新製品の発売、新しい治療薬等の発展を待っている人
  • 科学技術の発展を歓迎する人
それにもかかわらず、2006年12月2日当時、理工系、理系人材の地位向上をメインのテーマとして大々的に扱っているページは本ページを含め、日本中でも、数えるほどしか見つからなかった(現在では増加している)。

理系全般及び科学技術に関与する文系全般の広範な人々が細かい利害の対立を乗り越えて大きな連帯をすることが大事である。日本中のホームページの多くが、広い意味での理工系の地位向上を目指すサイトになるか、そこにリンクするようになれば、日本は変わる。各自が、ホームページやブログに、「理工系の地位向上に賛成します」、「科学技術に関与する人々の地位向上に賛成します」などというような一文を入れて、本ページに限らず、本当に心から趣旨に賛同できると思ったページを選んでリンクするのがよいであろう。あるいは、あなた自身のサイトに理工系の地位の向上のページを加えるか、新しくサイトを立ち上げてしまうのがよいだろう。

なお、検索エンジンで、「理工系 地位向上」等と入力すると、現在の日本の状況を知ることができる。本ページは、YAHOOにおいて同キーワードで検索すると、第4位になる(2006年12月14日現在)。その後、第8位となった(2007年1月10日現在)。

理工系の地位向上を目指すホームページ、ブログが今後どんどん増えることを歓迎する。
同じキーワードにおける競争者が増えることになるかもしれないが、運動が広がっていくことの方が重要である。

理工系の中でも、技術者、研究者などの種別や個人ごとに利害は少しずつ異なっている。たとえば、技術者と歯科医師では立場が異なるであろう。しかし、技術者と歯科医師は、社会的な要因から、数が増えやすく、地位が低下しつつあるという点で共通する。細かい利害の違いより、大きな共通点を考えることが重要である。細かい利害の対立を考えれば
理工系の地位は全体として低下してしまうのである。

理工系、理科系の地位向上のページが増えるという流れにより、ホームページを見る人は誰でも、至るところで理系全般及び科学技術に関連する人々(文系を含む)の地位向上の必要性と重要性を強く認識するようになるのである。

科学技術創造立国を行なう日本の未来にとって、それは大きな力となる。そして、そのことにより、優れた発明や創作物が次々に生まれ、日本と世界のすべての人々にプラスの影響を与えていくのである。

理工系の地位向上運動にご参加(相互リンクを含む)いただける方、サイト管理者へのご連絡等は、こちらです。

本サイトへのリンクは自由です。トップページ以外のリンクも可能です。ご連絡も不要です。




inserted by FC2 system